簡単!疲れを吹き飛ばす!茹で鶏&スープの作り方

さてさて。
またまた前回に続いて、
鶏ムネ肉に多く含まれる
イミダゾールジペプチドのお話です。

 

抗疲労効果(しかも、
疲れている脳や筋肉にしっかり届く!)が
期待できるイミダゾールジペプチドですが、
実は、水溶性です。

前回、最も効率的に摂取するのは
“30分煮る”
とご紹介しました。
これも、水溶性だから。
つまり、スープに
たっぷりのイミダゾールジペプチドが
溶け出しているのですね!

ですから、抗疲労メニューとしては、
鶏ムネ肉の煮込み料理やシチューが
おすすめです。

 

もちろん、博多名物“水炊き”
“鶏しゃぶ”もぴったり!
最後の雑炊やうどんで、
スープまで残さず食べていただきたい!

 
ですが、
毎日鶏しゃぶ、っていう
わけにはいかないので…
(売っている立場で
言うのはなんなのですが笑)
毎日食べるなら、
もっとお手軽に気軽に。

 
“茹で鶏”

 
もおすすめです。

目的は、
イミダゾールジペプチドがたっぷり、
鶏のうまみもたっぷりの、
おいしいスープ!
ついでに(?)
使いまわし抜群の茹で鶏肉もできて、
つくりおきにも便利なんです!

 
作り方は至って簡単。

茹で鶏
沸騰した鍋いっぱいのお湯に、
鶏ムネ肉をドボン。
長ネギの緑の部分と、
生姜のスライス(チューブでもOK)も入れて、
塩はしっかりめに。

 
アクを取り、
水分が減ったら水を足しつつ、
30分間コトコト煮たら出来上がりです。

 
煮詰め具合によっては
とろっと濃厚なスープになるので、
味見して適宜調整してくださいね。

 
僕はスープをそのままいただくのが好きなので

鶏わかめスープ

今回はわかめスープにしていただきました。
うん、おいしい!
寒くなってきましたから、
ますますスープのあたたかさとおいしさに
体も心もほぐれます。

 

疲れが、飛んでいく……!
ような気がする……!!!

 

一応、研究成果としては2週間摂取で効果、
ということになっていますが、
日々の食卓に並ぶことが、
一番だと僕は思っているので!
毎日おいしくごはんを食べていたら
知らず知らずのうちに
元気になってる! これがいいと思う!

 

ムネ肉のほうは、
スライスして薬味と一緒に。
いいおつまみになりますよ!

鶏ムネ肉のあえもの

ゴマ油とネギと塩少々で和えました。
ムネ肉は、モモ肉に比べて、
加熱するとどうしてもパサついてしまうので、
ゴマ油やマヨネーズ、ドレッシングなど
油分を加えてあげると、
よりおいしくいただけると思います。
柚子こしょうやチリソースもおすすめですよ。

茹で鶏
こちらは、
当店の鶏しゃぶセットについてくる
大根おろしたっぷりのポン酢で。
さっぱり(^^)
マヨネーズや七味を足してもおいしい。

 
もちろん、他のお料理にも使えますよ。
サラダやスープ、炒飯、炒め物……
使い道はいろいろ!

 
お肉もスープも、
冷蔵庫で3~4日ほど保存できるので、
一度作れば毎日の献立作りが
ちょっと楽になりますね!

 
冷蔵庫で保存するときは、
スープに鶏肉を漬けた状態で。
鶏肉がやわらかく保てます。
冷凍保存する場合は、
鶏肉とスープを別々に保存してください。

 

ちなみに蛇足ですが…
鶏ムネ肉をやわらかく仕上げたい場合は、
沸騰した状態で3分ほど煮たら、
蓋をして火を止めて3~4時間放置!
余熱でゆっくりじっくり火を通すと、
しっとりやわらかく仕上がります。
(イミダゾールジペプチドの量は
少なくなってしまいますが……)
ただし、加熱不足には気を付けて、
様子を見て調整してくださいね。

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